効率は、少ない人、もの、金、情報。しかし、少なすぎのもどうか
最近の若い人たちは、コスパが悪いため、彼女や彼氏を作らない人が多いそうです。
最初からコスパや効率を考えていれば、圧倒的に経験数は少なくなります。
経験数が少なければ、長期的に見て、必ず失敗する確率が上がるはずです。
うちの会社でも、在庫効率を求めるあまり、集客効率を求めるあまり、採用効率を求めるあまり、一人当たり生産性を求めるあまり、帰って会社の成長を止めてしまいました。
そのことをとても反省しております。
全国的に見ても、一人当たり生産性や、その他の効率は決して悪い方ではなく、良いほうに入りはするのですが、会社の成長と比例していなければ、その効率はとても危険なものだと、やっと最近気がつき始めました。
これは、うちの幹部にも管理職にも伝えていることです。
そして、私自身にも、効率の良いことばかりを考えるのではなく、効率が悪かったとしても、確実に成果の出るものを必ず実施し、その上で効率を考えるようにすることを、意識するようにしております。
新卒採用の効率は良いと思っていたのですが、調べてみたところ、もっと診察のリクルートコスト効果的に使っていれば、もっとたくさんのメカニックや営業スタッフやフロントスタッフが採用できたと気がつきました。
効率を重視するあまり、必要ないと思っていたものであっても、実は必要であることもたくさんあります。
老子、荘子?かな。
私の大好きな中国古典思想では、
無用の用
として疾走を広めています。
人は歩く。
自分の足の幅や足の大きさの分だけ地に足をつける。
であるならば、それ以外の地面は無用であるか?
そんな事はないです。
周りの地面がなかったら怖くて歩けませんよ。
そんな教えがありました。
反省を含めて、今日は効率についてのお話をいたしました。