たまに語る必要があります。
先日、うちの幹部と事業計画について話をしました。
幹部や管理職は、傾斜に近いポジションではありますが、それは組織上近くにあるだけで、実際の距離と比例はしません。
なので、その距離を近づけるべく、たまに計画についての話をするのです。
経営計画や事業計画は、作ることが目的ではなく、経営者が考える頭の中を、組織のメンバーにわかりやすく伝わるようにすることが目的です。
先日投稿した、2人の優秀なリーダーのうち、ビジョン型リーダーとして、組織内においての最高峰の役割を担うのが、経営者となります。
ビジョンは掲げていたとしても、それが浸透しなければ意味がない。
なので、ビジョンを語る必要がある。
相手の脳裏に浮かぶようにさせる必要がある。
相手がワクワクするように。
相手がそこに行きたいと思えるように。
そのために、立体的で、映像的で、テレビドラマで言うと、次回予告のようなものですよ。
そういう話は、年に一回聞いただけではうまくいきません。
集中してやったからといってうまくいくわけではありません。
話を聞かせて、考えてもらい、時間を得て、何かの事象とそのビジョンとのつながりが起こったときに、ほら言った通りでしょう!
こんな感じで、きっと解説をしていくのが最も醸成をしやすい。
質問とかしてもらえば、それを解説するのもまた良し。
先日話したのは、基本的な考え方と、中長期事業計画についてなんです。
なぜ?
リラクゼーションやエステ事業をするのか。
JISOUサロンをやるのか。
カフェ授業をやるのか。
保険の窓口事業をやるのか。
経営者サークルをやるのか。
ヘッドサポートをやるのか。
人材紹介事業をやるのか。
企業の成長は、投資によって担保されます。
収益が上がってから投資をするというのが初期段階ならば、ある程度の収益が安定したのならば、あえて投資を常に行っていくことが必要です。
投資とは、
お金
人材
モノ
情報
への投資があります。
また、新規事業には、収益的目的のものと、採用や教育を目的としたものとがあります。
私は、この5年間で、
M&A 4社、
新規事業5つ以上を行いました。
その投資経験により、情報は集まり、人材も集まり、それにより、収益向上によってお金も増え、物も増えました。
かけた金額に対し、かけた時間や労力に対し、得られた成果の割合が多ければ、効率が良い投資となりますが、もっとやれる方法あったと反省もしております。
またこれから新たに投資することについての説明をしたのですが、それは会社を時間軸で見た上で、未来に対し必要と判断したからだと説明をしました。
私の年齢が46歳、メイン役員の年齢は52歳と55歳。
幹部の年齢は、40代前半と30代後半。
当社では、15年以上当社で頑張ってくれている増えておりますが、15年を考えると、
私は51歳、役員は67歳と70歳。
幹部は、50代となります。
管理職や一般社員の年齢を見れば、15年後には、さすがに3割以上は定年しているはずです。
また、当社の借入金返済計画の山は、今年です。
令和9年度には、実質無借金となる。
来年再来年には、減価償却だけで返済が回るようになる。
その背景から、人への投資が必要であり、投資ができる担保も確保ができる。
しかし、採用が難しい。
なので、どうしても人材を集めるための、新しい投資が必要となるのと、継続的な投資が必要となります。
自動車屋さんは若者からは人気はありません。
なぜなら、楽しそうじゃないからです。
面白そうに感じないからです。
なので、いろいろやってて面白そうだな、楽しそうだなと思えるような会社にしていく必要があるため、新しい取り組みをいろいろしております。
新規事業には、収益を目的としたものと、採用や育成を目的としたものとがあります。
収益は、やはり自動車産業の方が取りやすい。
しかし、採用は別事業の角度からの方がしやすく(JISOUサロンやっているから採用できたのも事実、)、教育や育成は、会社にいれば自動車関連はできますが、やはりセールスマーケティング領域はどうしても弱くなる。なので、新しい授業で経験をさせてあげることが必要となると考えます。
会社をやる上で、もっと企業に自動車屋さんをやれば、効率よく収益を得ることができると思います。
しかし、私も含め働く人たちも含めて楽しみながら仕事をしていきたいと思いますので、今はあれやこれやと、新しい投資だと思い、それらを中長期事業計画に入れております。
長々とお話ししてすみません。