エリアマーケティングからマネジメントをな学ぶ
今日はマネジメントについてお話をします。
マネジメントという意味は何か?
これに答えることができ無い人が、サラリーマンの80%位です。
たいての方がお答えになるのが、管理すると言う言葉です。
そもそも管理するとは何と言う意味でしょうか?
ある基準から外れないように、全体を統制すること。とあります。
日本語、英語との解釈の難しいところです。
私がこの同じメントについて初めて気づいたのは、エリアマーケティングを勉強していた時です。
たまたま買った本に、地域シェアマネジメントという言葉があり、それ学んでから、腹に落ちました。
地域シェアマネジメントとは、例えば、埼玉県さいたま市南区太田窪の人口が5000人だったし、世帯数が、2500件だとします。
1世帯に、1台車があると仮定すると、2500台の車があります。
車検は2年に1回なので、1年間に1250台の車検需要があると仮定できます。
このエリアから、30%のシェアを目標とします。
すると、約400台のお客様が、弊社の店舗を使ってくれていれば、シェアは30%となります。
そのエリアの顧客数を実際に調べます。
すると200件しかお客様がいない。
シェアは、20%となります。
30%のあるべき姿に対し、
20%の現状である。
不足しているのは10%。
10%不足している原因を考える。
10%アップする要因を考える。
(新聞を取っていない世帯があるはずだ。)
(ディーラーで車検を出している人が多いはずだ)
(当社店を知らない人がいるはずだ)
具体的な行動計画を立てる。
(ポスティングをする。)
(ウェブ広告をする。)
(郵便広告を打つ。)
そしてまた2年後、どのようなシェアになってるかを調べる。
シェアをマネジメントする際に、このフレームワークを初めて知りました。
それから、それを他にも提案しようと、自分の営業マンとしての販売目標。
それに対するおおよその販売。
不足するだろう販売台数。
その原因や要因分析する。
スキルが足らなかったり、来場客数が少なかったりと。
その対策行動計画を立て、実行していく。
するが半年も経つと、大体目標が達成されていく。
仕事にはノルマで行うものと、マネジメントで行うものとに分かれます。
私が初めて就職した会社は、スズキ自販兵庫の姫路東営業所でした。
ここでは、販売目標10台と設定され、
現場からの代だと、あと3台どうすんだ?
もう3日しかないぞ。
何とかして来い!!
このように乗る形で仕事をさせられていました。
正直心が病みますよ。
自分の会社に帰ってきたからは、
私は10代販売したい。
しかし今のスキルでは7台しか行かない。
あと3台足らない原因は、
新規来場客数が足らない。
既存顧客の大概数が足らない。
自分の制約率があと20パー足らない。
紹介件数が足らない。
このような原因を考えて、では、
どうすれば、新規来場客数があと10件あるか。
既存顧客数代替えが、あと3件増えるか。
20パー上がるためのスキルは何か。
紹介が月に3件来るためには?
このように考えて、自分なりに行動計画を立てていきます。
ポスティングをしてみよう。
ホームページを作ってみよう。
特別仕様書を作ってみよう。
メンテナンスのお客様に見積もりを出してみよう。
自分で考えた物事ですので、着手しやすい。
そして販売目標をゆうに達成するようになっていきました。
仕事には、
命令された仕事。ノルマです。
納得できる仕事。先輩が教えてくれて行う仕事です。
自分でマネジメントし、考え企画した仕事。
この3つがあり、自分で考え企画した仕事は、行動の着手レベルが高く、改善のスピードが速く、成果を出すまでが早い。
長くなりました。
マネジメントはとても単純なものです。
必要なもの全て必要なのですが、
原因分析や対策行動計画を楽しみながら考えること。
これが1番です。
仕事は複雑に考えてはいけません。
足らない部分に着目すれば、そこには必ず原因があるはずです。
その原因をクリアするための要因がどこかにあるはずです。
要因を満たすためには、必ず行動が必要となります。
後は実行するだけ。
今日はマネジメントのお話でした。