うさぎと亀
今日は成長の原理的なものについてお話しします。
昨日新入社員研修で、2.5カ月間を振り返り、効率よく自分自身が成長できたか否かの振り返りをしていただきました。
そして、効率よく自分が成長できたと言う点について発表してもらったんです。
効率とは、費やした労力や時間に対して得られた成果の割合となります。
1時間の勉強で、どこまでの点数が取れるか。
数日間の研修で、どこまで成長できるか。
できるだけ短い時間で、成長することができれば、それは効率が良いと言う表現となります。
効率よく成長していた子たちに、共通の点が何点かありました。
1つは、目標に対し、できるだけ障害をあぶり出し、その障害が肺に集中すること。
2つ目は、わからないことリストを作り、わからないことを中心に調べていくこと。
3つ目は、業務や仕事について、すべてフローとステップで表現し、鈍りが起こっているところを中心に、たくさん質問し、それを解決していくこと。
上記3つが共通の内容でした。
そもそも成長とは何か?
東川自創経営であれば、
わからないことの理解度合いが深まる。
できなかったことができるようになる。
できていることがもっとできるようになる。
ついでに私が付け加えるならば、
わからないところがわかる。
この4つが、成長と定義しても良いのではないでしょうか。
その前提において考えると、まずはわからないところを明確にする。できないところを明確にする。難しいところを明確にする、途中でぶつかりそうなところを明確にする。
その上で、その高方法を自分で考えたり、体力を活用して解決策を考える。
大体理解が深まっている状態となります。
画像は実践して、繰り返し位開始練習しながら、少しずつできるようになっていく。
このフェーズを得て、彼らは成長していきました。
成長の原理にお話しすると、今の自分では解決できないような、高い目標を持つこと。
高い目標を持つと、発生する障害が大きくなります。わからないことがたくさん出てきます。
わからないところを明確にしていき、それをわかるようにし、解決策を考えていく。
自分の仮説で実践し、うまくいかなければ改善し、ときには人の力を借りて、その障害を出していく。
それを繰り返していくうちに、人は成長していきます。
新入社員が明けた共通の内容では、
障害を予測し集中すること。
わからないところを明確にするところ。
フェイズステップを明確にし、わからないところは調べ、できないところは練習していくこと。
こういったことを言ってくれておりますので、私の考える成長の原理に当てはまると、勝手に喜んでおりました。
人は自然に成長しますが、成長の種類には2つあります。
時間の経過とともに成長していく、経年成長。
これは誰でもある程度成長するものです。
もう一つの成長は、課題を持ちそこに向かっていく間での成長。課題成長と呼びます。
この課題=ギャップですので、できるだけ大きな目標を持ち、今の現状との代表を行う、ギャップを課題としてしまうこと。
そこをスタートにすれば、嫌でもたくさんの障害が発生します。嫌でもわからないところがたくさん出てきます。
それが出てくれば、後はそれを乗り切るための努力をしていく。
一生懸命それに向かっている間に、あのずっと人は成長していきます。
最後に、自分がどのように成長しようとしているか?
ウサギとカメのレースで例えました。
最後は亀が勝ちました。
なぜか?
ウサギは、亀に勝つこと、亀よりも優れていることをみせびらかすことを目的とし、レースをしました。
亀は、自分の目指すゴールのみに集中し、レースに参加しました。
うさぎがぶっちぎりで最後までゴールに行けば、ウサギの勝ちでした。
しかしウサギは、自分は人よりも優れていると言うことをゴールとしていたため、最後かめに負けたのです。
自分の成長はどこを目指すのか。
他人との比較ではなく、自分の目指すべきゴールに向かって成長していくこと。
このことがとても大事だよと言うことをお話ししました。