ニューロコーディングができると、成長が加速します。

本日は、ニューロコーディングについてお話しします。
neuron coating
neuronとは、脳細胞の中にある、電子回路の全体を示す言葉です。
coatingとは、書き換えみたいな言葉です。
物事を考える時に、脳ではその電子回路に電気が流れて思考をします。
思考の強さは、電気の流れにより、左右されます。
電気の流れを強くするには、脳細胞と脳細胞とのあいだにある隙間に、神経伝達物質が多く流れるように訓練する必要があります。
神経伝達物質を放出するのは、シナプスと言われる突起物となります。
シナプス自体を大きくすれば、神経伝達物質の放出量や受信料が多くなるとの物理科学ではやれてます。
実際に、脳神経科学研究所のラットの実験では、反復回数を増やせば増やそうと、シナプス自体が大きくなり、それにより運動の性能が上がっていると言うデータが研究の結果判明しています。
人は、判断判断の連続です。
前に行くか止まるか。右に行くか左に行くか。
戦うか、回避するか。怒るか怒らないか。
こういった原始的な判断もありますが、ビジネスにおいてはもっと複雑な判断が余儀なくされます。
ビジネスにおいては、原始的なものだけで判断していては、前に進むことができません。
私が、このニューロコーディングを意識したのは、26歳の頃です。
私は瞬間湯沸かし器と言われる位、いつも怒ってばかりでした。ちょっとしたことで怒り、部下を叱責する。
腹が立って腹が立ってしょうがないと言う時期がありました。
そして、その愚痴を、夜飲み屋で話をするのです。
ある時、飲み屋の常連のお客さんが、私と同じように、部下の愚痴を話されていました。
その時に、ダサイなぁと思い、自分が怒るのやめようとしたんです。
とは言え、原始的に、怒りのエネルギーと言うものは出てきてしまうものです。
そこで、私は、私はなぜ今日怒ったのか?と言う記録をつけていきました。
そして、本来はどうして欲しかったのか。
それから、次にどうすればそのようになるのか。
これを毎日記録していきました。
自分が、期待していた以下のことであれば怒り、同等か、以上のことであれば怒りの感情は出ないということがわかりました。
そして出た結論が、私がいくら感情をあらわにしても、物事は進展しない。
次に同じようなことにならないように、対策をきちんと立て、チェックしてあげること。
こうすれば、感情が出ることもないとわかりました。
後でわかったのですが、アングリーアンカーと言う手法だそうです。
その後数年経ち、人財を育成する仕組みの自創経営と出会いました。
人を育成するには、人が持つ平等なものを使う。
時間と脳力。
このことを学んでから、脳細胞回路について深く調べるようになりました。
私が自分の感情をコントロールするために、毎日その記録を書いたことで、電子回路の書き換えが行われたということがわかりました。
すぐに感情が出る回路は、
事象が発生する。
責任は誰かを考える。
犯人が見つかる。
感情を出す。
こういう流れとなっておりました。
コードの書き換えの後は、
事象が発生する。
なぜ発生したかを考える。
原因を相手だけではなく、自分にあると原因を分析する。
原因を特定する。
対策案を出す。
それを遂行する。
私の当初の電子回路は、先に述べた方でしたが、毎日記録をすることにより、脳細胞回路の電気の流れ方の修正を行い、後述のほうのシナプス時代を大きくさせていたのです。
いちど大きくなったシナプスは、可塑性を持ちます。可塑性とは、低反発枕のように、一度形を作ったら、元の形に戻るまでに時間が相当かかる。
あれ以来、私はスタッフが何かやったことにより、感情をあらわにすること自体がほぼなくなりました。
話を元に戻します。
ニューロンのコーティング。
アングリーアンカーにより、ニューロンのコーティングが行われました。
それ的に自分の頭の中を解説できるようになってからは、マトリックスの映画みたいに、いろいろな、後継者や経営者として必要となる、ニューロンコーティングをしていきました。
マトリックスの映画のワンです。
主人公のネロに、カンフーや、格闘技を覚えさせるために、脳に直接インストールをするのです。
それと同じように、脳のコーディングを行うのです。
自創経営とは、セルフマネジメントができる人を、時間と脳力を使って育成する体系化された仕組みのことです。
基本となる脳力には、11指針あります。
多分、ここを根本として、様々に展開されているものがありますが、基本はこの11指針。
そしてそれを、さらに3つに細分化します。
情報を取り入れるためのもの。
情報を思考するためのもの。
思考したものから行動に変えていくもの。
それぞれに、脳のコーディングを行うことにより、判断力というか、考え方というか、思考というか、脳が強化されていきます。
そのドリルを作りましたのが、脳力開発ドリルとなります。
お笑い芸人が、いつも面白いことを思いつくのも脳細胞回路によるモノ。
新規事業がポコポコ飛ぶのも。
いつも他人のせいにするのも。
いつもポジティブなのも。
いつもネガティブなのも。
いつも失敗ばかりするのも。
いつも挑戦しないのも。
いつも挑戦しようとするのも。
全てが、脳に起因します。
このコーディングについて、様々なところで実験と検査をしております。
AMJの幹部、管理職スタッフには、直接に。
一般社員は、全体的な仕組みとして。
JISOUサロンでも。
一緒に仕事をしているメンバーたちには、個別にコーチングとしてそれを取り入れています。
その結果、明らかに、思考力の改善が見られる。
まとめです。
今コンテンツを作り、それをより広げるために、マーケティングを勉強しています。
ニューロコーディングコーチング。
この分野の事業を確立しようと、構想を考えています。
コーディングに関わるコーチングについては、既に実践と実験、事例があるので、構想をもとに、体系化させ、プログラムを作り、実際に広げていく予定です。
これには何ができるか?
私は経営者ですので、会社と言う組織が、会社がゴールとする目的地に、効率よく到達するために、必要となる人財が、たくさん育つため、これを活用します。
このコーチが育つと、単純に言えば、人が育つということです。
ただ育つのではありません。
脳のシナプス自体を成長させることにより、その人自体の思考の全てを成長させていく。
そしてそれは、可塑性を持つ。
脳自体が成長してるわけですから、その人の意識や判断、行動が変わります。
脳自体の思考力も深くなるため、意識も高く、判断能力も優れ、行動にも質が伴うようになります。
結果的に、大きな成果につながると言うもの。
そして、それは一過性のものではなく、シナプス成長の可塑性から来る、長期にわたって成果を出し続けていくと言う事が、可能になります。
と言うことを朝から考えておりました。
昨日は師匠の命日でした。
頭の思考が、ついつい難しく考えてしまうようになってしまいます。
よく怒られました。
青柳社長は、たまにおかしな方向にいくなぁ。
もっと簡単に考えい!!
簡単にしていくサークルを作ります。